岡林 孝次

halation

ビジネスや一般社会の中で、『ハレーション』と聞くと、

うーん、、あまりいい響きのようにイメージができませんが。

 

元々の写真用語では、逆光になった太陽光などの強烈な光がレンズに

入射することにより、光源中心に全体的に白くボヤけが生じる現象をさします。

 

個人的に、逆光、太陽光のフレアによりハレーションになった写真が好きです。

 

私はプロの写真家ではありませんが、「ハレーション」は、写真家にとっては厄介な現象とのことで、「周囲に悪影響を及ぼすこと」「他人に強く影響を与えること」という意味の良くないイメージのコトバが定着しているように思います。

 

今、コロナウィルスの感染拡大や先行きの見通しが不透明な世界経済の中で、様々な現場において大小にかかわらず「ハレーション」といえるようなことが起きている気がします。

 

このような不透明な時だからこそ、真の姿が白くボヤけた中に浮かび上がってくるのではないかと思います。

 

改革・変革・革新、どれも今より良くするために、前向きに進もうとしている強い意志を感じさせる言葉です。

 

その言葉を使うだけで、何かが変わった気になって、実際は何も変わっていなかったということがないように、変化をおそれずに、逆境をはねのけてチャンスに変えていこうという気持ちを自然とみんなが持てる環境づくりや雰囲気づくりが、どこの現場でも大事な気がします。

 

変革の時の『ハレーション』という言葉が、「真実の姿を映し出す現象として、まわりに良い影響を与える」という意味で、失敗やまわりの反発をおそれない勇気に満ちた前向きな良いイメージとして変わっていくように。

私自身、仕事でもプライベートでも行動していきたいと思います。

まわりが厳しいときこそ、真の強さを発揮できるような人物になれるように、日々少しでも自己の成長を積み重ねてまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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