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新築祝いのお返しとは?マナー・タブーを網羅した完全対策ガイド

新築、おめでとうございます!待ちに待ったマイホーム。
喜びもひとしおのことでしょう。
しかし、新築祝いをいただいた後には、お返し選びという新たな課題が待ち受けています。
感謝の気持ちを伝える大切な機会だからこそ、失敗したくないですよね。
今回は、新築祝いのお返しで失敗しないための完全対策を、マナー、タブー、金額相場を網羅してご紹介します。
スムーズなお返し選びの助けになれば幸いです。

新築祝いの品選びマナー

お返しの時期と適切な期間

新築祝いのお返しは、一般的に引っ越し後1~2ヶ月以内が適切です。
引っ越し直後は何かと慌ただしい時期ですが、感謝の気持ちを伝えるためにも、遅滞なく準備を進めましょう。
ただし、お祝いをいただいた時期に関わらず、お礼の連絡はできるだけ早く、できれば当日中か翌日までに行うのがマナーです。
もし、新築祝いの品物と同時に、お披露目会への招待状を送付した場合は、お披露目会の日程に合わせてお返しを準備しても問題ありません。
遠方にお住まいの方や、お披露目会に参加できなかった方へは、後日改めてお返しを送ることもできます。

お返しに最適な品物選び

お返しを選ぶ際には、相手への配慮が大切です。
すぐに消費できるお菓子や飲み物、日用品などは、種類も豊富で予算に合わせて選びやすく、おすすめです。
タオルや洗剤などの消耗品は、いくつあっても困らないため、特に喜ばれるアイテムです。
また、食器類やキッチングッズなども、新生活を始める世帯にとって実用的な贈り物となります。
高額なお祝いをいただいた場合や、何を贈ったら良いか迷う場合は、カタログギフトがおすすめです。
相手が自由に選べるため、好みに合わないものを贈ってしまう心配がなく、安心です。

熨斗の書き方と注意点

新築祝いのお返しには、紅白の蝶結びの水引を使用します。
本数は5本または7本が一般的です。
表書きは「内祝」または「新築内祝」と書き、下段に送り主の名前を記載します。
のしは、贈答品に直接つける「内のし」がおすすめです。
「内祝い」は、本来、自分の喜び事を他の人と分かち合うという意味合いがあり、相手への贈り物というよりは、自分の喜びを伝えるというニュアンスが強いためです。
お礼状を添える際は、「お返し」という表現は避け、「心ばかりの品を…」や「感謝の気持ちです…」といった、より柔らかな表現を使うようにしましょう。

新築祝いお返し金額相場

金額の決め方と相場

新築祝いのお返しの金額は、いただいた金額の3分の1~半額程度が目安です。
しかし、これはあくまでも目安であり、相手との関係性やいただいたお祝いの内容によって調整する必要があることを覚えておきましょう。
高額な贈り物は、かえって相手に気を使わせてしまう可能性もあるため、無理のない範囲で金額を決めましょう。
大切なのは、感謝の気持ちです。
金額にこだわって、相手に負担をかけるようなお返しは避けましょう。

予算を抑えるためのコツ

予算を抑えたい場合は、消耗品や食品など、比較的安価で喜ばれるアイテムを選びましょう。
また、複数の人に贈る場合は、まとめて購入することで割引が適用される場合もあります。
手作りのお菓子や、地域の名産品などを贈るのも、予算を抑えつつ、心温まるお返しとして喜ばれるでしょう。

相手別金額相場例

相手別のお返し金額の相場は以下の通りです。
あくまで目安として、相手との関係性やいただいたお祝いの金額を考慮して決定しましょう。

・親戚
いただいた金額の半額程度
・友人
いただいた金額の半額程度
・会社関係
いただいた金額の半額~1/3程度
・上司
いただいた金額の半額程度

新築祝いお返しタブー

避けたい品物と理由

新築祝いのお返しで避けるべき品物には、刃物(包丁、ハサミなど)やお茶があります。
刃物は「縁を切る」、お茶は「葬儀」を連想させるため、縁起が悪いとされています。
また、火を連想させるキャンドルなども避けた方が良いでしょう。
その他、割れやすいものや、相手に不快感を与える可能性のあるものも避けるべきです。

失礼にあたる行為

お返しとして現金や商品券を直接贈るのも、失礼にあたります。
相手が生活に困っていると思われてしまう可能性や、感謝の気持ちが十分に伝わらない可能性があるためです。
また、お礼状を添えずに品物だけを贈るのも、失礼にあたります。
感謝の気持ちをきちんと伝えるためにも、必ずお礼状を添えましょう。

マナー違反を防ぐポイント

マナー違反を防ぐためには、事前にしっかりと情報を集め、相手への配慮を忘れずに、お返しを選びましょう。
迷った場合は、ギフトショップの店員に相談するのも良い方法です。
大切なのは、感謝の気持ちです。
金額や品物だけでなく、丁寧な対応を心がけることで、相手への感謝がより深く伝わるでしょう。

まとめ

新築祝いのお返しは、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
お返しの時期は引っ越し後1~2ヶ月以内を目安に、金額はいただいた金額の3分の1~半額程度を参考に、相手との関係性やいただいたお祝いの内容を考慮して決定しましょう。
刃物やお茶、現金などは避けるべきです。
お礼状を添えること、そして何より感謝の気持ちを伝えることを忘れずに、素敵な新生活のスタートを応援しましょう。
この記事が、皆様の新築祝いのお返し選びの参考になれば幸いです。

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