百々 知夏

新築入居前にやるべきこととは?優先順位や具体的な手順を解説!

新築マイホーム、いよいよ入居ですね!
わくわくする気持ちと同時に、あれもこれもと準備すべきことが多くて、少し気が重くなっていませんか。
スムーズな新生活をスタートさせるために、入居前に済ませておくべきこと、意外と多いんです。
このチェックリストを活用して、忘れ物なく、安心して新生活へ踏み出しましょう。
快適なマイホームライフの第一歩を、一緒に準備していきましょう。
さあ、チェックリストを使って、充実した新生活を始めましょう!

新築入居前の掃除

床の掃除方法

新築とはいえ、建設中の埃やゴミは必ず残っています。
まずは、掃除機で隅々まで丁寧に掃除しましょう。
特に、フローリングの目地や壁際、建具の隙間などは、汚れが溜まりやすいので念入りに。
その後、マイクロファイバーモップなどで拭き掃除を行い、汚れを完全に除去します。
拭き掃除には、バケツに水と中性洗剤を薄めて使用し、モップを清潔に保つことが重要です。
汚れがひどい場合は、専用のフローリングクリーナーを使用するのも効果的です。
フローリング用のワックスを塗布することで、美観を維持し、傷つきにくくすることもできます。
入居前に作業を行うのがおすすめです。
例えば、週末に一日かけて行うなど、時間計画を立てて作業を進めましょう。

壁や天井の掃除方法

壁や天井には、建設中に付着した埃や汚れが付着していることがあります。
特に、高い位置の梁や角の部分は、埃が溜まりやすいので注意が必要です。
マイクロファイバークロスなどを使い、丁寧に拭き掃除を行いましょう。
高い位置は、柄の長いモップや掃除機のアタッチメント、または踏み台などを活用しましょう。
踏み台を使用する際は、安全に配慮し、転倒しないよう注意してください。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたものをマイクロファイバークロスに含ませ、優しく拭き取ります。

キッチン・浴室の掃除方法

キッチンと浴室は特に汚れが溜まりやすい場所です。
キッチンは、換気扇(フィルターの取り外し、洗浄も忘れずに)、コンロ(五徳やバーナーキャップなども丁寧に)、シンク(排水口のゴミ受けも忘れず洗浄し、排水口の洗浄剤を使用するのも効果的です)、排水口(ぬめりや油汚れに効果的な洗剤を使用しましょう。
浴室は、換気扇(油汚れや埃を取り除きましょう)、鏡(鏡専用のクリーナーを使用すると、水垢や曇りを防ぎます)、壁(カビの発生しやすい部分は特に丁寧に)、床(排水口の掃除も忘れずに)、排水口(髪の毛や石鹸カスなどを除去し、排水口の洗浄剤を使用しましょう)などを丁寧に掃除します。

新築入居前の書類整理

重要書類の保管方法

住宅ローン契約書、売買契約書、建物図面、保証書、重要事項説明書、地盤調査報告書など、重要な書類は、ファイリングして専用のファイルボックスに保管しましょう。
分かりやすいように、書類の種類ごとに分類し、ファイルにラベルを貼ると便利です。
耐火性のファイルボックスを使用すれば、火災による被害を防ぐことができます。
デジタルデータとして保存する場合は、クラウドサービスなどを活用し、複数箇所にバックアップを取っておくと安心です。
クラウドサービスを利用する際は、セキュリティにも配慮し、パスワード管理をしっかり行いましょう。

不要書類の処分方法

不要な書類は、個人情報が漏洩しないよう、シュレッダーで細断してから処分しましょう。
個人情報が含まれていない書類は、古紙として回収に出すことができます。
自治体のルールに従って、適切に処分しましょう。
シュレッダーを使用する際は、刃の詰まりに注意し、定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。
個人情報保護の観点から、細断した紙片は、ゴミ袋ではなく、専用のゴミ袋に入れて処分することをお勧めします。

住宅関連書類の整理

住宅に関する書類は、保証書(メーカー保証書、住宅瑕疵担保責任保険の書類など)、取扱説明書(各設備機器の取扱説明書をまとめて保管しましょう)、メンテナンス記録(定期点検や修理記録を保管しておきましょう)、建築確認済証のコピーなど、種類ごとに整理し、分かりやすい場所に保管しましょう。
特に保証書は、紛失すると保証を受けられない可能性があるため、大切に保管することが重要です。
保証書の有効期限にも注意し、期限切れ前に更新手続きが必要な場合は、忘れずに行いましょう。
デジタルデータとして保存する際は、ファイル名に日付や内容を明記し、整理して保存しましょう。

新築への入居準備チェックリスト

設備の確認方法

水道、ガス、電気、エアコン、照明、トイレ(水漏れ、詰まりがないか確認)、浴室(排水、給湯を確認)、キッチン(ガスコンロ、シンク、水栓を確認)などの設備が正常に作動するか、入居前に必ず確認しましょう。
不具合があれば、すぐに不動産会社や建設会社に連絡し、修理を依頼しましょう。
各設備の取扱説明書をよく読み、使用方法を理解しておきましょう。
確認事項をリスト化しておくと、漏れなくチェックできます。
写真や動画で記録を残しておくと、後々トラブルがあった際に役立ちます。

近隣への挨拶方法

引っ越し後すぐに、近隣住民へ挨拶に行きましょう。
お菓子や洗剤などの粗品を持参し、自己紹介と近隣トラブル防止のための配慮を伝えましょう。
挨拶の際は、時間帯に配慮し、簡潔に済ませるようにしましょう。
午前中や夕方など、訪問する時間帯を事前に確認しておくと良いでしょう。
地域によっては、自治会や町内会への加入手続きが必要な場合があります。
自治会・町内会への加入手続きは、引っ越し後早めに済ませておきましょう。
地域のルールや習慣を事前に調べておくことも大切です。

引っ越し手続きの流れ

引っ越し業者の選定、見積もり、予約、荷造り、搬入、荷解きなど、引っ越しには多くの手順があります。
引っ越し日を決定したら、スケジュールを立て、各作業の期限を設定しましょう。
引っ越し業者の選定は、早めに行うことが重要です。
見積もりを取り、料金やサービス内容、口コミなどを比較検討しましょう。
荷造りは、早めに始めて、余裕を持って行いましょう。
不用品の処分も忘れずに行いましょう。
引っ越し当日は、搬入作業に立ち会い、スムーズに作業が行われるように協力しましょう。

ライフライン変更手続き

電気、ガス、水道などのライフラインは、引っ越し前に手続きを行いましょう。
現在の住まいのライフラインを停止し、新居のライフラインを開通させる必要があります。
手続きには、各社の規定に従って、必要書類や手続き期限を確認する必要があります。
手続き期限が迫ってから慌てないように、余裕を持って手続きを進めましょう。
インターネット回線の開通工事は、1ヶ月以上かかる場合があるので、早めに手続きしましょう。
各社のウェブサイトで手続き方法を確認したり、電話で問い合わせたりして、必要な情報を事前に確認しておきましょう。

新築入居前にやること

住宅の美観維持対策

家具の脚には傷防止パッドを貼り、フローリングの傷を防ぎましょう。
材質やデザインの異なるパッドがあるので、インテリアに合うものを選びましょう。
キャスター付きの椅子を使用する場合は、チェアマットを敷くことで、床への負担を軽減できます。
チェアマットは、素材やサイズも様々なので、床材や椅子のサイズに合わせて選びましょう。
食器棚や引き出しには、シートを敷くことで、汚れや傷を防ぎます。
シートは、撥水加工や抗菌加工がされているものなど、様々な種類があります。

防虫対策

ゴキブリなどの害虫対策は、入居前に済ませておきましょう。
エアコンのドレンホースにキャップを取り付ける、引っ越し時のダンボールをすぐに処分するなど、害虫の侵入経路を遮断することが重要です。
煙タイプの殺虫剤を使用し、家全体をくまなく消毒しましょう。
殺虫剤を使用する際は、換気を十分に行い、使用方法をしっかり確認してから使用しましょう。
防虫剤や忌避剤などを設置することで、害虫の発生を予防できます。
定期的な清掃も、防虫対策に有効です。
特にキッチンや浴室などの水回り、ゴミ箱の周辺は、こまめに清掃しましょう。

その他準備

避難経路の確認、防災用品の備蓄、近隣の防災拠点の確認など、災害への備えも重要です。
防災マップを入手し、避難経路を確認しましょう。
避難経路は、複数確保しておくと安心です。
近隣の防災拠点を確認し、いざという時に備えましょう。
家の鍵の管理方法や、防犯対策についても確認しておきましょう。
防犯カメラの設置や、防犯ブザーの常備なども検討しましょう。

まとめ

新築への入居準備は、掃除、書類整理、設備確認、近隣挨拶といった基本的な準備に加え、住宅の美観維持のためのコーティングや防虫対策、引っ越し手続き、ライフラインの変更など、多くの項目があります。
このチェックリストを参考に、優先順位を決めながら一つずつ準備を進めていくことで、スムーズで快適な新生活のスタートを切ることができるでしょう。
入居前にしっかりと準備を整えておくことで、引っ越し後の慌ただしい日々を軽減し、気持ちの良い新生活を送ることができます。
忘れがちな項目も多いので、このチェックリストを何度も見返して、確認しながら準備を進めることをお勧めします。
余裕を持ったスケジュールを立て、焦らず一つずつ確実に準備を進めていきましょう。
快適な新生活を送りましょう!

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