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上棟式での施工者挨拶とは?目的・例文を紹介

上棟式は、建築関係者にとって重要な節目です。
無事に棟上げを終え、これから家づくりが本格的に進んでいくという喜びと、今後の工事の安全を祈念する大切な儀式です。
特に施工者にとっては、施主への感謝を伝え、今後の協力体制を築く絶好の機会となります。
施工者挨拶は、上棟式を成功させる上で重要な役割を果たします。
そこで、今回は、上棟式における施工者側の挨拶について、その目的、ポイント、例文、注意点などを解説します。

上棟式での施工者挨拶の目的

挨拶の重要性と役割

上棟式での施工者挨拶は、単なる形式的なものではありません。
施主への感謝の気持ちを表すことはもちろん、今後の工事への協力を得るためにも非常に重要です。
丁寧で心温まる挨拶は、施主との良好な関係を構築し、円滑な工事進行に繋がるでしょう。
また、職人たちの士気を高め、安全意識を共有する役割も担います。

施主への配慮と期待感の醸成

挨拶では、まず施主への感謝の言葉を述べる事が大切です。
地鎮祭から今日までの工程を振り返り、無事に上棟式を迎えられたことを喜び、感謝の気持ちを伝えましょう。
同時に、今後の工事についても触れ、安全第一で取り組むこと、そして完成への期待感を共有することで、施主の安心感を高めることができます。
施主の夢が形になりつつあることを改めて伝え、共に喜びを分かち合う姿勢を示すことが重要です。

施工者挨拶のポイントと構成

挨拶の基本的な流れ

挨拶の基本的な流れは、以下の通りです。

1.はじめに

参加者へのあいさつと自己紹介

2.感謝の言葉

施主、関係者への感謝を述べる

3.工事の経過報告

これまでの工事の進捗状況を簡潔に報告する

4.今後の展望

今後の工事計画と安全への取り組みについて説明する

5.結びの言葉

改めて感謝を述べ、今後の協力をお願いする

感謝の言葉と今後の展望

感謝の言葉は、具体的にどのような点に感謝しているのかを述べることで、より気持ちが伝わります。
例えば、「施主様の細やかなご配慮」、「関係各社の迅速な対応」、「職人たちの献身的な努力」など、具体的なエピソードを交えることで、より誠実さが伝わるでしょう。
今後の展望では、残りの工事工程の概要を伝え、安全対策を徹底する旨を明確に述べる事が重要です。
完成予想図などを用いて、施主の期待感を高める工夫も効果的です。

安全への配慮と約束

上棟式は、工事の安全を祈願する儀式でもあります。
挨拶では、安全への配慮を最優先事項として位置づけ、具体的な安全対策について言及しましょう。
例えば、「作業手順の徹底」「危険箇所の明確化」「安全教育の強化」など、具体的な取り組みを説明することで、施主の安心感を高められます。
そして、安全な工事完了を約束することで、信頼関係を構築しましょう。
万一の事故発生時の対応についても、簡潔に説明することで、責任感の強さを示すことができます。

上棟式施工者挨拶例文集

シンプルな挨拶例文

皆様、本日は誠にありがとうございます。
○○建設の○○です。
本日は、上棟式という大切な節目を迎えることができ、大変嬉しく思っております。
施主様のご理解とご協力、そして関係各位のご尽力に深く感謝申し上げます。
今後とも安全第一に工事を進め、施主様の理想の住まいを実現できるよう、全力を尽くしてまいります。
本日は誠にありがとうございました。

丁寧な挨拶例文

皆様、本日は誠にありがとうございます。
○○建設株式会社の○○と申します。
本日は、○○様邸の上棟式にあたり、ご列席の皆様に心より御礼申し上げます。
地鎮祭以来、○○様をはじめ関係各位のご尽力により、本日無事に上棟式を迎えることができました。
改めて感謝の気持ちを表する次第でございます。
今後、残りの工事を安全に、そして丁寧に進めてまいります。
完成まで、どうぞよろしくお願いいたします。

親しみやすい挨拶例文

皆さん、おはようございます!○○建設の○○です。
今日は、○○さんのお家の上棟式ですね!皆さんのおかげで、ここまで無事に工事が進みました。
本当にありがとうございます!これから、屋根も壁もどんどん出来て、あっという間に家が完成すると思います。
最後まで安全に気を付けて、最高の家を作りますので、これからもよろしくお願いします!

まとめ

上棟式での施工者挨拶は、施主への感謝と今後の工事への協力を得る上で重要な役割を果たします。
挨拶の基本的な流れは、感謝の言葉、工事の経過報告、今後の展望、安全への配慮と約束です。
具体的な例文を参考に、自社の状況に合わせて適宜修正し、心温まる挨拶をすることで、施主との信頼関係を深め、円滑な工事進行に繋げましょう。

安全への配慮を強調し、完成への期待感を共有することで、施主の満足度を高めることができます。
また、挨拶後には、施主とのコミュニケーションを積極的に図り、疑問や不安を解消することで、より一層信頼関係を構築することが大切です。
上棟式は、家づくりにおける重要なマイルストーンであり、関係者全員が喜びを分かち合う、大切な時間です。

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