橋本 涼

「イマ」と「ムカシ」

先日、リクシルの営業所長さんが転任の挨拶で来社されていたのだが、お話をすると小さいころ高知で住んでいたとのことで、四半世紀ぶりに高知に来られたとのこと。

昔の風景と随分変わったことに驚いておられたのだが、改めて考えると高知の中心部だけ見てもたくさんの物が様変わりしたことに気付かされた。

昭和の終わりに産声を上げた私の幼少期は、はりまや橋は赤くて、土電西武が現役バリバリであった。

交通の要である駅も、今の高知駅からは想像できないほど高知らしさが溢れていた。

 

その他にもドムドム有する「ダイエーショッパーズ」や高知のラフォーレこと「リブロード」、最近では高知のアウトローの聖地「中津商店」までも閉店してしまい、かつて青春時代にお世話になったお店や施設はほとんど無くなってしまった。

ノスタルジックに浸るわけではないが、改めて思い返してみると少し寂しい気持ちもある。

その代わりに、時代に求められた新しく便利なものができていくというのは世の常であり、そうやって人や経済が回っていくのだろう。

 

我々も建て替えのお客様の場合は、これまで過ごされた思い出の詰まった家屋を取り壊して新しい家を建てさせていただく立場である。思い出の風景が変わるどころではなく、何十年分の思い出そのものが深く刻まれたものを取り壊し、そこに新たなこの先何十年もの思い出を作っていただく家屋を建築するのである。

そのパートナーとして選んでいただいたからには、責任の重さを社員一同しっかりと受け止めてお施主様の想いに寄り添いながら、最高の「オモイデBOX」ができるようにと心に誓うのである。

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