岡林 孝次

実り

梅雨入りをして、大雨が過ぎ去った後は、からっと気持ちよく晴れた一日でした。

 

以前からずっと足を運びたくても、なかなか行けなかったクロード・モネさんのお庭に、先日お散歩にでかける機会をいただきました。

 

日本には四季があり、どの季節も趣があってそれぞれの良さがあります。

 

きっとモネの庭は、いつどの季節に行っても、見え方に変化があっていいんだろうなと、わくわくする気持ちと期待をずっと持っていましたが、実際に行ってみると想像した以上に特別な世界観がそこにはありました。

 

最近は、朝ドラ『らんまん』牧野富太郎先生の影響で、高知県と植物が全国的に注目を集めています。

 

 

このモネの庭には、今までに見たことがないような植物がいくつも

存在感を発揮して、全体の風景だけではなく、ひとつひとつの植物が

それぞれの役目をしっかりと持っているのを感じさせてくれました。

まさに、天真爛漫な世界がそこには存在して、ありのままにひかり輝いていました。

 

さて、タイトルの【実り】ですが、一般的に実りといえば秋を連想することが

多いと思います。

今までの私は、実りはだいたい秋くらいで、それまでは実るための準備期間に過ぎないのかなと思っていました。

 

モネの庭に行って気づいたことですが、実りは一定の決まった時期だけにあるのではなく、個々それぞれに決まった時期に関わらずに訪れるものなのだと知らされました。

 

生きとし生けるものには、実りの時期があり、人もそれぞれに違ったタイミングで必ず訪れるものなのかなと思います。

ただ、実るためには、準備や時間が必要で、いきなり実ることは自然の摂理で

できないんだろうなと。

 

例えば、花の一生が1年で人間の一生が今では100年だとすると…

いまの自分を振り返ってみると、まだまだ何もかもが足りていないなと反省を

することがたくさんです。

実をつけるどころか、つぼみもまだできていないくらいかもしれないと少し恥ずかしい気持ちになりました…

 

いつも心の中で自分に言いきかせていることですが、

「何事もコツコツと、前をみて、足元をしっかりと確認しながら、少し上を見上げてゆっくりと進む。」

 

お家づくりも不安や期待、楽しみや葛藤、様々な感情が同時に押し寄せてきますが、お客様にはどんな時も安心して相談をしていただける、そっと寄り添える心強い存在になれるように、また一から勉強をさせていただきます。

 

 

今日は、不動産業界で弊社の社長が駆け出しの20代の時に、最も強く影響を受けた方だと教えられた、業界では30年以上もトップの実績を積み重ねられている社長にお会いすることができて、私も弊社の社長と同様に、自分の中に稲妻が走ったかのような強い印象が突き刺さりました。

 

プロとして、こうでなければならないというお手本のような方で、今後も学ばせていただきたいと強く思いました。

 

明日からも、大切なお客様のために励んでまいります。

 

この記事を書くきっかけになった

「最近、岡林さんはブログ更新しないんですかー?笑」

とお声をいただいた素敵なご夫婦の大切なお客様に感謝いたします。

 

いつも、独り言のように記事を書いている感覚でしたが、しっかりと読んでいただいていることを知って、とても嬉しかったです。

 

 

ぜひ、皆様もモネの庭で、大切な何かをみつけてください。

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